2009年06月03日

阿蘇高岳花見登山

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一年に一度、阿蘇最高峰の高岳の山頂付近には一面ピンクの衣装に身をまといま
す。
登山口にあたる仙酔峡のミヤマキリシマ満開より2週間ほど遅れて咲き誇ります。
私だけの恒例となった花見登山も今年で6年目になり満開のチャンスを逃さない
ようにしていました。二日前の日曜日に沢山の人が登った新聞記事が掲載され天
気も期待できる昨日山行きを決行しました。
朝五時に起きカミさんに仙酔峡まで車で送ってもらい6時に登り始めました。
4月の終わりにぎっくり腰で痛めた後遺症が心配でしたが1時間半後に立った高
岳の尾根の群生して咲き誇るミヤマキリシマのピンクの絨毯を目の当たりにして
不安も消え去りました。
山上にはほとんど登山者を見かけることなく風も穏やかで独り占めの壮大な景色
に大満足です。ミヤマキリシマの開花状態はその年により異なり今年の花はこれ
以上望めない優美さを漂よわせていました。
花を30分ほど鑑賞した後、俄然元気をもらい 去年と同じコースを辿り歩き始
めました。尾根伝いに右にカルデラである阿蘇谷が一望でき左手にはすり鉢状の
高岳の火口跡を眺めながら中岳の頂上へ、そこから左にコースを変えて再び尾根
伝いに歩きしばらく行った後急な岩場を下れば中岳火口に繋がる砂千里が浜に到
着です。
その頃には登山者も目立つようになり大半が高齢者の夫婦です。
すれ違うたびに一言二言会話し励ましの言葉を掛けてあげるのです。
登山者同士は昔から老若男女関係なく行き交う人は挨拶を交わしすぐに打ち解け
るというそんな自然体が私は好きなのです。
砂丘を横切って中岳火口を見物した後山上広場から古坊中の草原を横切り往生岳
の麓を下山しパノラマラインのドライブウェイに到着しました。
去年はカミさんにここまで迎えに来てもらったのですが今年はもう一頑張りでき
る余裕が残っていて、そこからドライブウェイをしばらく上り、途中から阿蘇一
面に広がる放牧場の中に入り放牧している牛や馬を横目に見ながら黙々と我が家
のある方向に下りて行きました。私の姿を見てご主人様と思い近づいてくる牛が
何頭もいました。しばらく睨めっこをし、違うと分かると道を空けてくれるので
した。ちょっとおっかなくもありましたが何度か繰り返す内に慣れて話しかけれ
るまでになりました。

さすがに歳のせいか下り坂が長く続くと膝と足の裏に痛みが酷くなり家にたどり
着く直前には足取りも重く引きずる姿は情けなかったのですが8時間のほとんど
休憩も取らずに踏破した山々を眺めながらの満足感は久し振りでした。
歩数計の数字は36000を指していました。

後何年この高岳登山が続けられるのかな?(^^;)

↓オンラインアルバムにこの時に撮影したたくさんの写真を載せましたのでご覧ください。

http://www.imagegateway.net/a?i=20KkaLH0UJ

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Posted by ゆめりんご at 13:52│Comments(1)阿蘇
この記事へのコメント
すばらしい景色ですね~ミヤマキリシマがホントに綺麗ですね(^^)/
Posted by kotanikotani at 2009年06月03日 14:50
 
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    コメント(1)